老化とは退行性変性疾患

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老化とはいったい何か。

 

老後の健康を考えるには最初に、「老化」について知る必要がある。

 

たとえば一口に「老化」と言っても、避けることができる老化と、避けられない老化がある。

 

避けることが出来る老化とは、糖尿病などの生活習慣病による老化や、骨粗しょう症のような予防できる老化だ。

 

一方、避けることが出来ない老化とは、健康を保っていても起こる老化であり、感覚の衰えや、神経の速度の低下などだ。

 

生活習慣に由来する老化は、加齢により病気にかかりやすくなる老化であり、生活習慣を変えることによって避けたり遠ざけることが出来る。

 

しかし健康でも起こる老化は、いつかはやってくる老化であり、ジタバタしてもどうしようもない。

 

なのでまず老化とはいったい何で、どういうことが起こるのかを知ることによって、予防できることは予防しておくのが、「アンチエイジング」ということになるわけだ。

 

そこで「革命的アンチエイジング」という本を参考に、老化というモノがどう言うものかをまとめて行くことにする。

 

まず老化とは「退行性変性疾患」(たいこうせい・へんせい・しっかん)なのだという。

 

人間の細胞は40代くらいから、徐々に変質していくのだが、この変質によって起こるのが老化だということだ。

 



変性とは、余計なモノが細胞内に溜まること

老化とは、退行性変性疾患である

 

「退行性」(たいこうせい)とは「萎縮」「変性」「壊死」の意味で、細胞が小さくなったり、細胞が変質したり、消滅したりするという意味だ。

 

一つ目の「萎縮」とは、一度完成した臓器が何らかの原因で小さくなることで、細胞の数が減ったり、細胞が小さくなる。

 

たとえば、みぞおちのあたりに胸腺という器官があるが、胸腺は二十歳を過ぎるとどんどん小さくなっていき、四十歳になると空っぽになり、六十歳にはなくなってしまう。

 

つまり加齢によって胸腺は萎縮していき、最後にはなくなってしまうわけだ。

 

老化(加齢)による萎縮は、骨格筋・心臓・肝臓・腎臓で起こる。

 

2番目の「変性」とは、細胞の中に余計なモノが増えることだ。

 

たとえば「脂肪肝」は、肝臓の細胞内に中性脂肪やコレステロールが増えることで、これを「脂肪変性」と呼ぶ。

 

年を取ると茶色いシミがあちこちに出来たりするが、これも色素が細胞内に溜まることで、「色素変性」と呼ぶ。

 

変性には、このほかにもたくさん種類があるのだが、余分なモノが細胞に溜まっていくということは、健康な細胞であれば処理できる物質を、処理できなくなっているということである。

 

つまり加齢に伴って、不要物の処理能力が落ちて、それが細胞や身体のあちこちに残っていくのが、細胞的な「老化」ということらしい。

 

ここ10年で分かってきた、AGEs(エイジス)という老化物質も、糖質(炭水化物)の処理能力が落ちて、血液中の過剰な糖質(血糖)が血管や骨のタンパク質と反応してできる。

 


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